産業車両用リスク回避支援システム「シンクステラ フレキシン C1」発売のお知らせ

産業車両用リスク回避支援システム「シンクステラ フレキシン C1」発売のお知らせ

2025年9月12日(金)お知らせ

 

平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼を申し上げます。

 

このたび当社は、ティアフォー製C1カメラをセンサとして採用した新製品「シンクステラ フレキシンC1」を発売いたします。


開発の背景

当社は10年以上にわたり、画像センサを用いた産業車両用安全装置を提供してまいりました。しかし、昨今の就業者の高齢化や深刻な人手不足による熟練工の不足により、より高精度かつ多機能な車両制御を可能とするデバイスへのニーズが年々顕著になっています。こうした現場の課題に応えるため、レベル4自動運転で実績をもつティアフォー社製のC1カメラを採用した新システムを開発しました。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

製品の特長

  • 最大4台のC1カメラ接続に対応

単眼カメラに加え、基線長10cmの超広角ステレオカメラも選択可能。最大検知距離10m、水平角度170°(単眼)/150°(ステレオ)の超広角範囲検知を実現。

 

  • 多様な対象を認識

「ヒト」だけでなく、三角コーンや建設機械・自動車などを区別して検知。物損事故のリスク低減や、進入制限区画の迅速設定など新たな運用を可能に。画像センサにステレオカメラを選択した場合は、対象物のセグメンテーションはもちろん、2台のC1カメラの視差を用いて測定される対象物までの正確な距離を用いた信号出力や車両制御が可能です。

 

  • 高精度なAI画像認識

HDR機能をもつC1カメラとリアルタイム画像処理により、屋外・屋内を問わずあらゆる光条件で安定した認識性能を発揮。

 

  • 高いコストパフォーマンス

Rockchip RK3588搭載のArmベースSBCを採用し、従来よりも大幅な低コストを実現。


発売情報

  • 価格:オープンプライス

  • 受注開始日:2025年11月1日